ここ最近、コロナのこともあり外出を控えて室内トレーナーでライドが増えています。
ローラー台は自宅で簡単にフィットネス感覚で楽しめる便利なアイテムです。
ここ最近は冬はもちろんですが、夏でも外は暑すぎるため年中トレーナーが活躍します。
今は「ZWIFT」などネットに繋げてバーチャルにサイクリングやレースが出来る時代になりスマートトレーナーなど斜度なども連動して自動に負荷が変わったりして、飽きることなく楽しくサイクリングやトレーニングができます。
ただスマートトレーナーはまだまだ高価な代物。
ここで最近多いのが「ディスクブレーキのロードバイクで今まで使っていたリア固定式のローラー台を使用したい」
今回はディスクブレーキロードバイク(12×142mmスルー)をリア固定式トレーナーで使用するときに使えるミノウラのアダプタを紹介します。
一般的なクイックレリーズタイプ
主にリムブレーキのホイールで使用されるクイックレリーズであれば、そのままトレーナーに固定することができます。
現在の一般的なリア固定トレーナーはこのための仕様になっており、クイックレリーズのまま使用できます。
今回は手持ちのMINOURA LiveRide LR341を使用します。一般的なクイックレリーズ仕様の固定式ローラー台です。

ディスクブレーキロードバイクの12mmスルーアクスル対応アダプタ
ディスクブレーキロードバイクのほとんどはリア142mm×12mmスルーと言う規格になっている為、そのままだとトレーナーに固定できません。
こんな時には、ミノウラの「12mmリアスルーアクスルアダプター」と「固定トレーナー専用クイックレリーズ」があればトレーナーにセットして使用できます。

価格 1,580円(税込 購入時)

価格 562円(税込 購入時)
ここで注意するのは「12mmリアスルーアクスルアダプター」ですが、ネジのピッチが3種類、左側端面形状によって2つの種類あるので気をつけてください。

ネジのピッチは車体メーカーによって異なるので、よく確認してから購入しましょう。
装着
まず、純正のスルーアクスルを抜きます。ミノウラのアダプターはM12×142mmやM12×148mmに対応しますが、フレームによっては使用できない場合もあります。


右側(ねじ切っている方)にアダプターをねじ込みます。ネジピッチがあっていれば、手でスルスルと入っていきます。締め込みは3㎜レンチを使います。
最後までしっかりねじ込みます。

左側にもスポッとねじのない方のアダプターを入れます。

クイックレリーズを入れれば完成です。

これからあとは今までのクイックレリーズ仕様と同じようにホイールを左右から装着していきます。


上から見ると、通常のクイックレリーズタイプの仕様に変わります。

通常のクイックレリーズタイプ(エンド幅130mm)より、ディスクロード(エンド幅142mm)の方が外幅は広がるので、トレーナーの種類によっては対応していない物もあるので要注意です。
まずトレーナーが142mmのディスクロードに対応するかも確認しておきましょう。